子どもと漬けよう!梅シロップ☆
今年も梅シロップを漬けました!
5歳児を担当していた時に、子どもたちと初めて漬けてから、我が家でも漬けるようになりました。
園で漬ける時は、衛生面など心配だったので、子どもたちと一緒にレシピを調べつつも、自分でもネットでレシピを調べまくりました😅
私が子どもたちと一緒に漬けた方法を書いてみたいと思います。
対象年齢
年中以上
梅には毒があるのと、ヘタを取ったり細かい作業があります。
私は、年長児で行いました。
事前に散歩などで興味を持ってから行うと良いですね。園庭に梅の木があれば材料費が浮きます!
ジュース屋さんごっこなどの延長でやるのも面白いですね🍹
事前準備
レシピを調べる
年長なら子どもと調べても良いですね。私も子どもたちと図書館に行って調べました📖また、興味を持った子は家で保護者と調べてきてくれたりしました💻
調べるプロセスが必要ない場合は、このブログを参考にしていただければ幸いです♡
必要なものを用意する
レシピを参考に、足りない物を子どもたちと買いに行きました。「瓶はどこに売ってるんだ?」「氷砂糖って砂糖と違うの?」というところから考えたりしていました。
保育者が全て用意してもいいですが、子どもたちと一つひとつやっていくと、色々な発見があって面白いですよ🔎
梅は、傷や虫食いがあるものは避けます。スーパーなどで購入すれば傷は少ないですが、園庭のものを使用する時には大目に取って、選別しましょう。
準備物
第1次工程
- 梅:2キロ
- 氷砂糖:1.5〜2キロ
- 酢:100cc
- 瓶 (写真は8リットルですが、2キロならもう少し小さいのでも大丈夫そう)
- ボウル:グループ数×1〜2 +梅を図る用に大きなボウルがあれば1つ
- トレー:グループ数×1〜2
- キッチンペーパー
- 竹串又は楊枝:人数分プラスα
- はかり(目盛りのあるタイプの方が子どもはわかりやすいかも)
- 計量カップ
- 消毒用アルコール、台拭き など
第3次工程
- 菜箸
- 鍋
- コンロ
- シロップ用の瓶
- 飲料水
下準備
瓶は熱湯消毒をしてから、仕上げにアルコール消毒をします。火傷の危険もあるので、事前に行っておきましょう。また、給食室が手伝ってくれるのであれば、プロにお任せした方が安心!
使用するテーブルや用具も綺麗に消毒しましょう。もちろん手洗いも念入りに!
漬け方
第1次工程
- ボールに水を入れて、梅を洗う。この時に、傷や虫食いの梅は取り除く。水がこぼれたりするので、テラスでやるといいかもしれません。
- 洗った梅を、キッチンペーパーを敷いたトレーに並べて乾かす。天気が良ければ30分程度で乾きます。(ヘタの取り方や今後の工程を確認してれば、だいたい乾く。キッチンペーパーで水分を拭き取ってもOK)
- 梅の重さを計り、2キロにする。
- 乾いた梅のヘタを竹串で取る。
- 梅と氷砂糖を交互に入れる。梅が重ならないように、瓶の大きさにもよるが、4回くらいに分けて入れる。
- 酢をまわし入れる。
- 蓋をしっかりしめて、酢を全体にいきわたらせるように瓶を振ったら、第1次工程完成!!
第二次工程
- 直射日光の当たらない、涼しい場所に保管する。(これも、子どもたちとどこがいいか探しました)
- 毎日朝夕に「おいしくなーれ☆」と願いを込めながら、シロップが全体にいきわたるように瓶を揺する。カビや発酵防止の為。(子どもは瓶を横にしてコロコロ転がして混ぜました。シロップ増えてくると、液漏れしそうなので注意!)
- 土日は担任宅に持ち帰り…せっかく漬けたのに失敗したら怖かったので…でも、土曜は出勤の職員にお願いして、日曜1日くらいなら放置でも大丈夫かも?
- 10日〜2週間くらいで、氷砂糖が全て溶け、梅がシワシワになりエキスが出切ったら第2次工程完成!!
※ここまでの間に、カビたり、泡がブクブクと発酵したら、発見次第、救済措置が必要です。
第3次工程
3週間〜1ヶ月ほどは漬けたままでもOKなので、エキスの具合やカリキュラムの予定に合わせて第三次工程に突入。もちろん、第3次工程に入るまでは毎日瓶をフリフリすること。
- 瓶の中身を鍋に取り出す。
- 菜箸などで梅の実を取り出す。(梅は金属を嫌うと書いてあったので菜箸使いましたが、子どもにはちょっと難しかった。)
- 梅シロップを沸騰しない程度で15分煮る。
- シロップを冷ましたら、消毒済みの保存用瓶に入れる。第3次工程完成!!
※シロップのまま冷蔵庫で保管すれば、半年〜1年くらいは保存可能。
梅シロップの活用
自分たちで漬け、毎日大事に育ててきた梅シロップの味は格別です!夏の熱中症対策にもいいですね🌞
ジュースは水で割るので、かなりの量になります。私のクラスでは、シロップを冷蔵庫で保管して、暑い日にみんなでジュースにして飲んだり、特別な日にアイスにして食べたりしました。あとは、参観日に保護者にも振る舞い、好評でした😊
シロップは1年保存可能とはいっても、夏までには飲みきるようにしました。
取り出した梅の実は、砂糖で煮詰めてジャムにしました。(第3次工程の日に、同時に作りました)クラッカーにつけて、「オシャレパーティー✨」と美味しくいただきました。ただ、砂糖を大量に入れないと梅のエグみが消えなかったです。
梅干し風にする方法もあるそうなので、今年チャレンジしてみたいと思ってます!
シロップを作れば、色々な楽しみ方が出来ますし、梅シロップの応用で季節の果物を使って果実シロップを作ってみても良いですね。
ぜひお試しください☆